Kindleキラーになりうるのか?
イギリスのベンチャ企業Intereadは、まもなくLinuxベースの電子リーダ「Cool-er」を発売する。
Kindleなどとの最大の違いは、MODEMやWiFiなどを搭載しておらず、PC経由でデータを取り込むという点。これにより、世界中に販売する事が可能になる。価格は249USドル。
主な仕様は下記の通り。
- プロセッサ -- Samsung S3C2440(ARM9、400MHz)
- メモリ -- 128Mバイト
- Flash -- 1Gバイト
- Flashの拡張 -- SDカードによって4Gバイトまで
- ディスプレイ -- 6インチ、8段階グレイスケール
- USB -- 1ポート
- ファイル形式 -- JPEG, PDF, EPUB, TXT, RTF, MP3, PDF, DRM/EPUB
- その他の機能
- MP3プレーヤ
- メニューは8言語、英語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語(繁体と簡体)
- 購入可能な書籍数 750,000
- 8つのカラーバリエーション
- 縦横切り替え
- 文字の大きさは8段階切り替え
- 電池 -- リチウム・ポリマ(1000mAh)、一回の充電で8,000ページの閲覧が可能
- 大きさ -- 183×118×11mm
- 重量 -- 178g(←!!)
- OS -- Linux。WindowsとMacintoshからデータを転送
日本でも何回か電子リーダーが販売されたが、いずれも成功したとは言い難い。しかし、時代が進んでKindleの成功で、電子リーダやディジタル・フォト・フレームなどが根付く可能性が高くなった。
私も面白いと思うのだが、まだまだ値段的な問題があるとは感じている。
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面谷 信
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コメント
すでに書籍を50,000ページぶんScanSnap!でスキャンしてiPhoneで読んでいる私が来ましたよ.
ドット数が800x600ということで,一画面で日本語を1ページ読むのは多少つらそうです.1024x768が最低ラインかな? あとEinkの表示クオリティ(コントラストと速度)に耐えられるかどうか,実機を見てみないとわかりません.
日本で電子ブックリーダが普及しない理由は簡単で,JPEGをZIP圧縮したファイルに対応していないからです.日本国内に存在する電子化された書籍の90%はJPEG+ZIPだと思うのですが(合法,非合法問わず),これに対応していないのに普及するわけがありません.もちろん著作権者としては違法コピーを防ぎたいという理由はわかるのですが,ユーザの利便性を損なう製品の普及は無理でしょう.mp3を頑なに拒んだウォークマンがiPodに駆逐されたのと同じ歴史が繰り返されると思います.
投稿: Mitsuky | 2009/06/01 17:13
データの販売方法があっての電子ブックリーダなので、日本で展開するときには、まず情報の配布形式に気を使って対応しなければならないのは確かでしょう。
しかし、モバイルで本を読むというのは、昔はPalmで青空文庫を読んでいたし、今は携帯小説というジャンルもあるので、需要はあると思っています。
で、この製品の場合、一度PCにダウンロードしてから送り込む方式なので、青空文庫でも、「JPEG+ZIP」にでもユーティリティを提供すれば済む話なんじゃないかとも思います。
そのへん、DPFとかChumbyにも言える事ですけど、「壮大なる実験」になると思います。
投稿: 大野典宏 | 2009/06/01 18:20